Wine開発チームは6月19日(現地時間)、開発版Wineの最新版「Wine 5.11」を公開しました(公式ニュース、Phoronix)。
WineはLinuxやMacでWindows用のプログラムを動作させるためのソフトウェアです。開発版のWine 5.xは来年公開予定のWine 6.0正式版を目指し、2週間に1回新バージョンが公開されています。
Wine 5.11では以下の新機能が追加されています。
- Wine Monoエンジン5.1.0へのアップデート。WpfGfxライブラリのサポート。
- NTDLL用の別のUnixライブラリでの作業。
- NetIOカーネルドライバーの実装の開始。
- Print Ticket APIの実装の開始。
- 廃止された32ビットPowerPCアーキテクチャの削除。
- さまざまな不具合の修正。
変更点の詳細は、リリースノートで確認可能です。
タイトル | Wine 開発版 | |
---|---|---|
公式サイト | https://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | http://www.softantenna.com/softwares/7034-wine-development | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェアWineの開発版。Linux/Macに対応。 |