Wine開発プロジェクトは1月14日(現地時間)、LinuxやmacOSでWindowsアプリケーションを動作させるためのソフトウェア「Wine」の最新版「Wine 6.0」をリリースしました(公式ニュース、Phoronix)。
Wine 6.0は、約1年間の開発期間を経てリリースされたWineのメジャーバージョンアップ版で、8,300以上の変更点が含まれています。
主な変更点は以下の通りです。
- PEフォーマットで実装されたコアモジュール
- WineD3DのためのVulkanバックエンド
- DirectShowとMedia Foundationのサポート
- テキストコンソールの再設計
その他、Raw入力デバイスのサポート、USBカーネルドライバの初期サポート、様々なVulkanサポートの改善、XRandR 1.4を介したディスプレイ設定のアクセス、WebSocket APIのサポート、macOSでのARM64の初期サポート、様々な開発者ツールの強化などが行われています。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。
タイトル | Wine 安定版 | |
---|---|---|
公式サイト | http://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2051-wine-stable | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェア。Linux/Macに対応。 |