Microsoftは1月23日(現地時間)、Windows用のパッケージ管理ツール、Windows Package Managerの最新版「WinGet 1.4」をリリースしました(Windows Command Line)。
WinGet 1.4では、.zip
ベースのパッケージがサポートされています。.zip
アーカイブ内のインストーラを抽出して実行したり、アーカイブから1つまたは複数のポータブルパッケージをインストールすることができるようになっています。
また、パッケージマネージャー毎に異なるコマンドが覚えられない場合に役立つ、コマンドエイリアスが導入されています。winget コマンド名 --help
でコマンドに設定されているエイリアスが確認可能です("search"に対する"find"など)。
その他、winget show
サブコマンドの改良や、パッケージのインストール時に指定できる --no-upgrade
引数のサポート、その他のインストール/アップグレードフローの強化、--wait
引数のサポートなどが行われています。
Windows Package Managerは、Windows 11やWindows 10の最近のバージョンにはデフォルトで組み込まれている「アプリインストーラー」によって利用可能で、自動的に更新されます。
新機能の詳細はこちらで確認可能です。