中国で「WireLurker」と呼ばれるOS XとiOSをターゲットとした新種のコンピューターウィルスが発見され注目されています(9to5Mac、slashdot、TechCrunch日本版、ZDNet Japan)
米国のセキュリティ企業Palo Alto Networksによると、「WireLurker」は中国のサードパーティApp Store「Maiyadi」経由で感染が拡大。WireLurkerに感染したMacアプリをダウンロードするとMacがまず感染し、ついでUSB接続されたiOSデバイスが標的となり、正規iOSアプリの改変や、有害アプリのインストール被害が起こるという手法のようです。この手口からWireLurkerという名前がつけられました。
被害は中国国内に限定され、さらにAppleはWireLurkerに対し悪意あるアプリを起動しないようにブロックする対策を行うようなので(The Loop)、これ以上の被害の拡大はないかもしれませんが、Macユーザーとすると気になるニュースかもしれません。