Appleは昨年リリースしたiPadOS 13で同一アプリのマルチウィンドウ表示をサポートし、標準アプリの他にも多くのサードパーティアプリがこの機能に対応しています。
今回Microsoftも、WordとPowerPointのiPad版でマルチウィンドウサポートのテストを実行していることが明らかとなりました(MacRumors)。2つのドキュメントを並べて表示する機能は、同じドキュメントの2つのバージョンを比較したり、作業中に別のノートを参照したりする場合に便利です。
Microsoftはブログ記事でWordとPowerPointのiPad版でマルチウィンドウ機能を利用する方法を以下のように説明しています。
- アプリの「最近」「共有」「開く」のファイルリストからiPad画面の端にファイルをドラッグすることで、ファイルを並べて開くことができる。
- WordまたはPowerPointを使用中に、画面の下から上にスワイプしてドックを開く。次に同じアプリのアイコンを押し続けドックから画面の左端または右端にドラッグする。次にドキュメントをタップして開く。
- WordまたはPowerPointで、アプリの開始画面の「最近」「共有」「開く」ビューにアクセスし、リスト内のファイルの「…」メニューをタップして、「新しいウィンドウで開く」をタップする。
Microsoftはマルチウィンドウサポートが全てのユーザーに対しいつ公開される予定か明らかにしていませんが、WWDC 2019でMicrosoft Wordの同機能のデモが行われたことから考えてそれほど待たなくてもよさそうです。