Appleは6月4日(米国時間)より開発者会議「WWDC18」を開催します。
WWDCはiOSやmacOSの新バージョンや開発ツールなど、ソフトウェアの発表がメインとなる場ですが、サプライズ的に新しいハードウェアが発表される場合もあり、これに期待している方も多いかもしれません。
しかしBloombergのMark Gurma氏は情報筋の話として、今年のWWDCで新型のMacBookやiPad Proの発表はないとする、Appleファンにとっては残念な情報を伝えています(MacRumors)。
この記事によるとAppleはステージ上で以下の発表を行うとのこと:
- スマホ中毒に対処するため、アプリの使用時間等をモニタリング可能な、iOS 12の設定からアクセスできるデジタルヘルスツール。
- ARKit 2。ARゲームでマルチプレイヤーモードが可能。
- iOSアプリをMac上で動かす計画が発表されるかも。
- スヌーズや通知、株価アプリ、FaceTimeなど組み込みアプリのマイナーアップデートなど。
当初iOS 12で計画されていた、ホーム画面の刷新やフォトアプリのAIアップグレード、iPad用のファイル管理ツールの導入などの大きな新機能は2019年に延期されるとのこと。
またハードウェアに関してAppleは、MacBook、MacBook Pro、iPad Proの更新版、Apple Watchの新モデル、低価格MacBookなどの開発を行っているそうですが、今年の後半まで準備が完了しないと主張しています。
- 次世代のインテルチップを搭載した12インチMacBookとMacBook Proの更新は今年の後半。
- MacBook Air後継となる低価格ノートブックも同様。
- 現行モデルとほぼ同じサイズの新型Apple Watch。わずかに大きくなったディスプレイを採用。
Apple関連の情報では正確さに定評のあるMark Gurman氏。今回の情報も正しいのかどうか間もなく判明します。