macOSではファイルやテキスト、画像といった、コピーしたアイテムが「クリップボード」に保存されます。
OS標準の機能では、直近にコピーした内容をペースト時に利用することができるだけですが、クリップボードマネージャーと呼ばれるソフトを利用すれば、過去にコピーした複数のアイテムの内容を確認したり、再利用したりすることが可能となります。
本日紹介する「Yippy」もそのようなmacOS用のクリップボードマネージャーアプリの一つです。オープンソースソフトで無料で利用することができ、ショートカットキーやマウスを利用して素早くクリップボードの内容を操作することができます。
次のような特徴を持っています。
- Command(⌘) + Shift + vでトグル。
- 貼り付けたい項目をクリックまたは上下の矢印で選択する。
- Enterキーを押すと、選択したテキストが現在のカーソル位置にペーストされる。
- Yippyのウィンドウは画面の左、右、上、下の部分にフローティングさせることができる。
- 最近コピーされた10個のアイテムのホットキー。
- 履歴に残った項目を簡単に削除できる。
以下使用方法を説明します。
Yippyの使用方法
Yippyの公式サイトからdmgファイルをダウンロードし、中に含まれている「Yippy.app」をアプリケーションフォルダにコピーして実行します。
▲初回実行時は「システム環境設定」の「アクセシビリティ」で「Yippy」に許可を与える必要があります。
アプリ実行後、テキストや画像をコピーし、Command + Shift + Vを押すと以下のような画面が表示されます。
▲コピーした画像やテキストの情報が確認できます。マウスクリックで選択できるほか「Command + 0」「Command + 1」のようにショートカットキーで選択することもできます。
メモ帳やテキストエディタをフォアグラウンドにしてからショートカットキーを押すと、アプリにその内容を貼り付けることができます。
まとめ
Yippyはシンプルで使いやすいmacOS用のクリップボードマネージャーアプリです。今後検索や、自動更新、お気に入りなどの機能を追加する予定もあるようです。クリップボードを有効活用したい方は試してみてはいかがでしょうか。
タイトル | Yippy | |
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公式サイト | https://yippy.mattdavo.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7663-yippy | |
説明 | シンプルで使いやすいオープンソースのクリップボードマネージャー。 |