Adobeが各CS関連製品のアップグレードポリシーを改定するとしています(次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について)。
今回の改定により、次期バージョンのAdobe Creative Suite、および各CS関連製品のアップグレード対象は、それぞれ過去主要1バージョンまでとなり、それ以前のバージョンをお持ちのお客様は、アップグレード対象外となります。2バージョン以前の製品をお持ちのお客様が、最新版をお求めの際は、通常の製品版をご購入いただくか、Adobe Creative Cloudを選択いただくことになります。
現在は3バージョン前までがアップグレード対象なのに対して、次期バージョン発売以後は1バージョン前まに限定されます。つまり、CS6が発売されたら、CS5.5/CS5からしかアップグレードできなくなるという事だと思います。
Adobe CSシリーズは高価なソフトなので1バージョンおきにアップグレードしていた人もいたと思いますが、これからはそういう戦略が不可能になります。Adobeの主張としては年間契約で月額5,000円を支払うと全CS製品が使用可能になる「Adobe Creative Cloud」形式の契約を増やしたいのかもしれませんが、1年つかうと6万円(税抜き金額)かかるという事を考えると、安いものではありません。従来のようにパッケージ製品を使い続けたいユーザーにとって今回のアップグレードポリシーの改訂は打撃を与えそうです。
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[...] 先日アップデートポリシーが変更され、1世代前からしかバージョンアップされなくなったAdobe製品をバージョンアップするチャンスかもしれません。CS6発表後に、「CS6無料アップグレー [...]