Googleは6月、今年の秋にChrome OS向けのParallelsが登場することを予告しました。当時はそれ以上の計画は明らかにされませんでしたが、より細部を説明する記事が本日、Parallelsによって公開され、インターネット接続なしで、Chrome OS上で完全なWindows仮想マシンが実行できるようになることが判明しています(Neowin)。
記事によると「Parallels Desktop for Chromebook Enterprise」を利用することで、IT管理者はChromebookに、Windows仮想マシンとフル機能のWindowsアプリケーションを簡単にプロビジョニングすることができるとのこと。
Parallels Desktop for Chromebook Enterprise will make it simple for IT administrators to provision Chromebooks with Windows virtual machines and the required full-featured Windows applications employees need to run
企業のWindowsイメージデプロイメントを簡単に管理する事が可能で、物理的なWindows PCと同様にアプリケーションをインストールし、リモートで管理し、使い慣れたツールでユーザーをサポートすることが可能になるそうです。
現在このテクノロジは Chrome OS Enterpriseに限定されていて、ビジネスユーザー向けのソリューションとなっています。しかし計画が進展すれば、ソフトウェア開発用のエミュレーターなど、サポート範囲が拡大する可能性が考えられます。