Macで様々なソフトウェアを簡単にインストールするために使われているパッケージ管理システム「Homebrew」。他を圧倒する人気を誇っていますが、最近ユーザーの使用状況を把握するためにGoogle Analyticsを利用した情報収集機能が追加され物議を醸しています。
情報は匿名化されて送信されているため問題ないとする見方もありますが、個人的な情報はできるだけ外部に送信しないというポリシーの方にとっては気に入らない機能かもしれません。
今回はこのデフォルトで有効化されているHomebrewのAnalytics機能を無効化する方法を説明します。
目次
設定自体は簡単
HomebrewのAnalytics機能を無効化する方法は公式ドキュメントの最後に記載されています。zshrcや.bashrcに「HOMEBREW_NO_ANALYTICS=1」を追加するか…
export HOMEBREW_NO_ANALYTICS=1
または以下のbrewコマンドをターミナルから実行します。
brew analytics off
どちらも簡単ですが、複数のMacを管理していてドットファイルを共通化している場合、環境変数を設定したほうがより漏れがないかもしれません。
気になる今後
情報の収集に関して慎重な取り扱いが求められる昨今、Analytics機能がデフォルト有効化で導入されたことが大きな議論となっています(Hacker News)。
今回の機能は簡単に無効化できましたが、これから同種の機能が追加されないかどうかユーザーとしては気になるところです。