任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」は素晴らしいゲーム機ですが、ジョイコンのスティックが意図せず動く、いわゆる「ジョイコンドリフト」の問題には本当に悩まされています。
任天堂の修理センターに送ると、例え1年間の保障期間が切れていても、2000円ほど(ただし送料でプラス1000円必要)で修理してくれるのですが、修理中はそのジョイコンは使えなくなりますし、修理したとしても故障の再発の危険性は常につきまといます。
今回は自力で修理する方法として、スティックの根元に「コンタクトスプレー」を吹き替える方法を紹介します。
カバーの隙間からスプレーを吹きかける
ジョイコンに吹きかける場合、プラスチック素材で使っても安全なスプレーを使用します。
▲今回はインターネットで検索してみると使用例の多い、「KURE(呉工業) コンタクトスプレー #1047」を選びました。KUREからは「KURE 接点復活スプレー #1424」も販売されていて、どちらもプラスチックに使って大丈夫そうですが、検索した限り#1047を使っている方が多い雰囲気です。
▲スティックの根元のカバーを持ち上げ、その隙間にノズルを差し込んで小量スプレーします。いくらプラスチックに影響はないとはいえ、あまり大量にかけると問題が発生しそうでしたので。
スプレーしたあと、スティックを動かして成分をなじませたところ、ジョイコンドリフトの問題が一応は解決しました。今後も大丈夫かどうかは不明です。
まとめ
ジョイコンのスティックの問題は、コンタクトスプレーを使えば解決する可能性があります。任天堂に修理してもらうのが王道ですが、手間や金銭的な問題などで自力で修理したい場合は、試してみる価値はあるかもしれません(そのほかAmazon等で販売している互換部品に交換するという方法もあります)。
ただし、コンタクトスプレーを使ったジョイコンを、任天堂が修理してくれるかどうかは不明ですので、保障や修理をしっかりしたいという方は避けた方が良いと思います。