Microsoftは、Windows 10用に「スマホ同期」アプリを開発し、主にAndroidスマートフォンとWindows PCの連携機能を強化しています。
昨年11月にはMicrosoftが、Windows 10 21H2にAndroidアプリを導入するための作業に取り組んでいるという情報も流れているなか、AndroidエミュレーターをWindows Subsystem for Linuxで動かすための開発作業が行われている証拠を発見したとMSPoweruserが伝えています。
WSLG Pre-releaseの変更点には以下のような情報が含まれています。
四角で囲まれたなかに「Android Emulator」に関する情報が含まれていることが分かります。
Microsoftが進めている「Project Latte」では、開発者がAndroidアプリをMSIXファイルとしてパッケージ化し、Microsoft Store経由で配布することができるようになるとされています。AndroidエミュレーターはこのアプリをWindows上で実行するために利用するものと思われます。
ただし、GoogleはPlayサービスをネイティブのAndroidデバイスとChrome OS以外にインストールすることを許可していないため、計画の有用性には疑問も残されています。