Windows 11の10月の月例更新プログラムでAMDのパフォーマンスがさらに悪化

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Microsoftは昨日、Windows 11の最初の月例更新プログラムKB5006674を公開しました。

更新プログラムでは、Windows 11とIntel製ネットワークソフトウェア「Killer」および「SmartByte」との互換性の問題が修正されていましたが、AMD Ryzen CPUのL3キャッシュのレイテンシーがさらに悪化していることが明らかになりました(Neowin)。

AMDとMicrosoftは、Windows 11でサポートされているAMDのZenベースのプロセッサを使用した場合でも、L3キャッシュレイテンシーが増加し、ゲームなどレイテンシーの影響を受けやすいアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えていることを認めていました。

TechPowerUpによると、Ryzen 7 2700Xの典型的なL3キャッシュレイテンシーは約10nsで、Windows 11の最初のパブリックリリースでは約17.1nsと70%以上増加していました。しかし10月の月例更新プログラム適用後、AIDA64ベンチマークで39.1nsのL3キャッシュレイテンシーを記録したとのことです。これは、このCPUの平均的なレイテンシーの4倍近くも悪い値となっています。

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幸いL3キャッシュレイテンシーの問題を修正するとされるWindowsアップデートが、来週10月19日に提供され、CPPC2(Collaborative Processor Performance Control 2、CPUコアへの処理を割り当てるスケジューラー)」の問題に対するパッチも、10月21日に提供されると見込まれています。

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