X(旧Twitter)の専用クライアント「X Pro(旧TweetDeck)」は、有料サブスクリプションサービスXプレミアムへ加入者したユーザーのみが利用できる機能となりました。
本日紹介する「OldTweetDeck」は、このTweetDeckを無料で使用し続けるためのオープンソースのブラウザ拡張機能です。
ストアで公開されていないため手動でインストールする必要がありますが、ChromeやEdgeを初めとしたChromium系ブラウザや、Forefoxで動作します。
以下使用方法を説明します。
目次
ChromeでOldTweetDeckを使用する方法
OldTweetDeckをChromeで使用するには以下の手順を実行します。
- GitHubのリリースページから最新のzipファイル(OldTweetDeckChrome.zip)をダウンロードする。
- zipファイルを任意のフォルダで解凍する。
chrome://extensions
を開く。- 右上のトグルボタンで「デベロッパーモード」を有効にする。
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックする。
- 展開した拡張機能のフォルダ「OldTweetDeckChrome」を選択する。
- tweetdeck.twitter.comを開く。
以下のような画面が表示されます。
旧TweetDeckと比較して一部使用できない機能はあるものの、基本的な機能は再現されています。
OldTweetDeck対応のBetterTweetDeckも存在
BetterTweetDeckはTweetDeckをさらに使いやすくするための拡張機能です。このOldTweetDeck対応版(フォーク版)も同じ作者dimden氏によって作成されています。
OldTweetDeck対応版のBetterTweetDeckをChromeで使用するには以下の手順を実行します。
- GitHubのリリースページから最新のzipファイル(Chrome.zip)をダウンロードする。
- zipファイルを任意のフォルダで解凍する。
chrome://extensions
を開く。- 右上のトグルボタンで「デベロッパーモード」を有効にする。
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックする。
- 展開した拡張機能のフォルダ「Chrome」を選択する。
BetterTweetDeckのオプション画面で、OldTweetDeckの設定を変更することができます。
まとめ
OldTweetDeckサードパーティ製ソフトであるため、今後急に使用できなくなる可能性はあり、その点は注意が必要です。開発者のdimden氏は寄付も募っていますので、今後もOldTweetDeckを使い続けたいと言う方は検討してみてはいかがでしょうか。