Windows開発者がMacで開発する際に困ることとして「まともなGUI diffが見つからない」ということがあるのではないでしょうか。少なくとも管理人は困りましたw
Windowsの場合、ExamDiffとかWinMergeとかフリーで優秀なツールがいろいろあり(もちろん日本製のツールもVectorにたくさん登録されています)、困ったことがなかったのでこんなところに落とし穴があるとは思いませんでした。
しかたがないのでUTF-8を含んだファイルを正しく比較できるdiffツールをいろいろ探してみました。
■Xcode付属のFileMerge
これがまともに使えれば一番いいのですが残念ながら日本語が通りません。
日本語が含まれているファイルを比較するとエラーが表示されます。
開発環境「Xcode Tools」付属の差分表示ツール「FileMerge」をUTF-8対応に - builder by ZDNet Japanによるとフィルタを使って日本語表示することもできるみたいですがめんどくさそうです。
■DiffMerge
SourceGear製のDiffMergeというものも発見しました。フリーで機能的にはよさそうですが日本語がだめでした。
日本語が文字化けして表示されます。
■Changes
Changesはさすがシェアウェアだけあり洗練された見た目です。
唯一文字化けせずに表示できました。文字単位の比較も問題なさそうです。
■さらに探す
Graphical diff for Mac OS X - Stack Overflowを見るとほかにもいろいろツールがあることがわかります。ただし日本語(というかUTF-8)ファイルをちゃんと比較できるかどうかはやってみないと分からないですね。
■まとめ
「Xcode付属のFileMerge+フィルタ」か「Changes」がよさそうです。資金に余裕があればChangesに決定なのですが、 $49.99と結構高いので考えてしまいますね。