情報処理学会が日本将棋連盟にコンピュータ将棋で公開将棋を望む挑戦状を送った模様。
挑戦状に関するFAQによると次のことが決定している。
- 対戦ソフトウェアは、GPS将棋、Bonanza、激指、YSS、TACOS、柿木将棋などによる合議制。
- 対戦に使用する計算機は東大、京大、筑波大などの並列処理大規模計算機環境のグリッドを使う方向で検討。
- 対戦相手は清水市代女流王位・女流王将で確定。勝利すれば、半年から1年ごとにプロ四段からトッププロ、最終的には名人か竜王と対戦。
- 今秋から開始。
BONANZAが2007年に渡辺竜王といい勝負をしたことから考えると(大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その2(当日編) - 渡辺明ブログ)、最初の対戦相手が女流というのは物足りないがじょじょに棋士側のレベルが上がっていくのは期待できる(その間にコンピューター側のレベルも上がりそうだ)。はたして現在のトップ、羽生善治名人、渡辺明竜王といったところまで到達できるのだろうか?