iFixitが先日発売開始となったばかりの新型の13インチMacBook Proの分解レポート「MacBook Pro 13" Two Thunderbolt Ports 2019 Teardown」を公開しました(MacRumors)。
分解に用いられたMacBook Proは、2つのThunderbolt 3ポートを搭載したエントリーモデルで、13インチのRetinaディスプレイ(2560 × 1600)、1.4GHzのクアッドコアIntel Core i5プロセッサ、8GBのRAM、128GBのSSDを搭載しています。
新型はバッテリー容量が58.2 Whで、従来の54.5 Whより僅かに増加しています。この増加によって、Touch BarやTouch IDセンサー、T2チップなど各種新機能を追加しつつ、従来と同じ10時間のバッテリー駆動時間を確保することが可能になったと見込まれています。またTouch BarやTouch IDのスペースを確保するため、ヒートパイプが少し小型化されたり、スピーカーのサイズが縮小されるなど、内部構造の変更も行われています。
キーボードは第3世代のバタフライキーボードが引き続き採用されていますが、ハイエンドMacBook Proと同様の素材が採用されたマイナーバージョンアップ版となっているようです。
修理しやすさを示すrepairability scaleは2で(10が最高)、トラックパッドが取り外しやすい点が評価されていますが、独自のペンタローブネジによって修理が困難になっていることや、バッテリーが接着剤で固定されていること、RAMやSSDがはんだ付けされている事が低く評価されています。