iFixitは11月15日(現地時間)、新型の16インチMacBook Proのキーボードを分解した解析記事「The New MacBook Pro Keyboard is a Throwback in the Best Way」を公開しました(9to5Mac)。
iFixitによると新型のシザー構造を採用した「Magic Keyboard」は、キートップが取り外しやすい構造になっている模様。このため、キートップの交換のためにわざわざ持ち込み修理を行う必要がなく、ごみの掃除も簡単にできると説明されています。
キーはスタンドアロンの「Magic Keyboard」と同じサイズで、16インチMacBook Proのキートップとスタンドアロン版キーボードのキートップを置き換えることもできるようです。ただしこの場合キーが少し厚くなります。
バタフライキーボードと比較して、新型キーボードの移動量は0.5mm増加し、キートップの厚みは0.2mm増加していますが、キートップを取り付けるスイッチ部分は強化されていて、取り外しが容易になっているようです。
MacBook Proで最近採用されていたバタフライキーボードは、ゴミやホコリの影響で不具合が発生しやすく、発売直後の新モデルも修理プログラムの対象になるという異常な状態になっていました。キーボードが刷新されたことで、これらの不具合が一掃されることが期待できます。