Microsoftが定めたWindows 11の最小システム要件では、オペレーティングシステムを実行するために最低限必要なRAM容量は4GBとなっています。
4GBという容量は今となっては多いものではありませんが、仮想環境や古いPCでWindows 11を動作させようとする場合には問題となることもあるかもしれません。
今回、tiny11の開発者として知られるNTDEV氏は、Windows 11の最新版であるWindows 11 Version 24H2をわずか184MBのRAMを搭載した仮想マシン上で動作させる事に成功しています。
Below is a tech demo of Windows 11 24H2 running on just 184MB of RAM!
As it turns out, you can even multitask! https://t.co/zP7KqfKf3W pic.twitter.com/HFMgcdup3Y— NTDEV (@NTDEV_) January 7, 2025
同氏によると改造版のWindows 11 Version 24H2は、セーフモードでしか起動せず、非常に遅いとのこと。ただしOSの基本機能は動いていて、ある程度まマルチタスクも動作し、メモ帳やファイルエクスプローラーを並べて動かすこともできるそうです。
なおNTDEV氏2023年に、Windows 11を176GBのRAMで動かすことに成功して注目を集めました。24H2になってすこし必要なRAMが増量していることになります。