1Password 8 for MacがElectronアプリになり炎上

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先日公開された「1Password 8 for Mac」のベータ版が、通常のMacアプリではなく、リソースを大量に消費するElectronを採用しており、ユーザーから反発の声が上がっていることが分かりました(AppleInsider)。

パスワード管理アプリ「1Password」の開発元であるAgilebits社は、macOS版のアプリをElectronに移行することを決定しています。近日中にリリース予定の「1Password 8」で、すべてのプラットフォームで同じコードベースを使用し、すべての機能をすべてのデバイスで利用できるようにする計画の一環とのことです。

1PasswordのMichael Fey氏は、ブログ記事の中で「1Password 8をmacOS向けにどのように構築するかという決定は、最も複雑なものでした」と語っています。当初は最新OSをターゲットとしたSwiftUIで構築したアプリと、古いOSまでカバーできるWebUI版のアプリを検討していたそうですが、維持しなければならない1Passwordのバリエーションを削減するため、苦渋の決断として、SwiftUI版のアプリの開発を中止し、Electron版アプリをMac用に採用したとのことです。

Electronの採用によって、他のプラットフォームとコードベースが共有できるという利点はあるものの、リソースの消費が激しくなり、ネイティブUIよりも信頼性が低くなるという問題が発生します。

Electronプラットフォームは、SlackやDiscordなどで採用されていますが、パフォーマンスや安定性は一般的に劣り、この決断に納得しない、1Password 8のユーザーはElectronの使用に異議を唱え、同社に再考を求めています。開発チームのReddit AMAでは、この問題が提起されましたが、回答は得られなかったと報じられています。

あるユーザーは同社が「現在の問題を無視している」と不満のを述べ、1Password 8のベータ版を実際に利用していると主張するユーザーは、動作が遅くなり、反応が悪くなったと主張しています。

現在のところ、この決定が覆される見込みは薄そうですが、1Password 8 for Macは現在ベータ版であり、正式リリースまでにパフォーマスの問題が解決する可能性も残されています。

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