調査会社RedMonkが発表している人気プログラミング言語のランキングの2015年Q1版で、Appleが昨年発表したプログラミング言語Swiftが、一気に22位にランクアップしていることが判明しました(The Loop、AppleInsider)。
RedMonkのランキングはStack Overflowによる議論の多さと、GitHubで作られているプロジェクトの数の2つの指標を使ってプログラミング言語の人気を測定するもの。
Stack Overflowで質問が多い言語=人気言語とカウントされてしまうところを疑問視する向きもあるようですが、どちらも世界屈指の開発者コミュニティであることは間違いなく、おおよその傾向を測ることは可能とされています。
Swiftがジャンプアップ
今回ランキング上位20位までは以下の通りとなっています。
- 1 JavaScript
- 2 Java
- 3 PHP
- 4 Python
- 5 C#
- 5 C++
- 5 Ruby
- 8 CSS
- 9 C
- 10 Objective-C
- 11 Perl
- 11 Shell
- 13 R
- 14 Scala
- 15 Haskell
- 16 Matlab
- 17 Go
- 17 Visual Basic
- 19 Clojure
- 19 Groovy
JavaScript / Java / PHP / Python / C# / C++ / Rubyなど上位にはおなじみのメンバーが顔を揃えています。問題のSwiftは22位で惜しくもトップ20位入りはできませんでしたが、2014年のQ3でのランキングが68位だったことを考えると、驚異的なジャンプアップを達成しています。
Swift has gone from our 68th ranked language during Q3 to number 22 this quarter, a jump of 46 spots. From its position far down on the board, Swift now finds itself one spot behind Coffeescript and just ahead of Lua. As the plot suggests, Swift’s growth is more obvious on StackOverflow than GitHub, where the most active Swift repositories are either educational or infrastructure in nature, but even so the growth has been remarkable. Given this dramatic ascension, it seems reasonable to expect that the Q3 rankings this year will see Swift as a Top 20 language.
「Swiftの成長はGitHubよりStackOverflowで顕著で、GitHubのリポジトリも教育またはインフラ的なものが多いが、成長は顕著である」として、2015年のQ3ランキングでのトップ20位入りは期待できるとしています。
その他の言語では、Goの躍進や、Coffeescriptのトップ20からの脱落、Rの安定性なども取り上げられています。今後Swiftがますます人気となっていくのかiOS/Mac開発者は要注目です。