大手掲示板会社「2ちゃんねる」の管理会社、シンガポールの「パケット・モンスター社」が実態のないペーパーカンパニーだったと報道されています(YOMIURI ONLINE、GIGAZINE)。
覚醒剤売買に関する書き込みを放置したとして、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の関係先が警視庁の捜索を受けた事件で、掲示板の管理会社とされるシンガポール企業は、実体がないペーパーカンパニーだったことが現地での取材でわかった。
シンガポールの「パケット・モンスター社」の所在地にあったのは、バーチャルオフィスの管理会社「リクビン」社で、この会社はバーチャルオフィスの管理をやってるところみたいです。
しかし、このビルに入っていたのは会社の連絡代行サービスを行う「リクビン」社。受付の女性は「パケット社の事務所はここだが、社員は一人もいない」と告げた。年間約700シンガポールドル(約4万6000円)でパケット社の連絡業務を代行しているといい、リクビン社幹部は「バーチャル(仮想の)オフィスだよ」と笑った。
運営が譲渡された2009年時点で既にペーパーカンパニーではないかと推測されているようですが、今回の捜査で事実として裏付けられつつあるということでしょうか。