Microsoftは10月21日、Windows 11 Version 22H2のプリンター関連の問題を修正するトラブルシューターを公開した事を発表しました。
Windows 11 22H2では、一部のプリンターで、デフォルト設定しか利用できないという問題が確認されていました。Microsoft IPP Class DriverやUniversal Print Class Driverを使用してインストールされたプリンターで発生し、カラー、両面印刷、用紙サイズや種類の設定、300x300dpi以上の解像度などが利用できなくなるという問題です。
Windows 22H2へのアップグレード時に問題が引き継がれるため、該当する環境に対してアップグレードをブロックするセーフガードが設定されていましたが、今回問題を解決するトラブルシューターが公開され、自動的に実行されるようになったとのことです。
プリンターの問題が解決されると、セーフガードが解除され、22H2へのアップグレードが可能となります。アップグレードが提供されるまで最大48時間かかることがあるそうですが、デバイスを再起動し、アップグレードを確認するとトラブルシューターが速く適用される場合があるとのこと。
トラブルシューターの使用方法はこちらで詳しく説明されています。