Google検索やGoogleマップ、Gmailなど、日々Googleが提供しているサービスを利用している方は多いと思います。
今回、開発者のGarrit Franke氏はGoogleが、GoogleマップのデフォルトURLをmaps.google.com
からgoogle.com/maps
に変更したことで、同社が提供しているすべてのサービスに対し、ジオトラックの許可を与えてしまったとブログ記事「Smart Move, Google」で説明しています。
記事によると、同氏は先日、Googleマップの位置情報サービスの使用を許可するように求められ、もちろん許可したものの、maps.google.com
がgoogle.com/maps
にリダイレクトされていることに気がつきます。これは、Googleマップだけに与えたはずのパーミッションが、google.comでホストされているGoogleの全サービスに適用されたことを意味している、賢いやり方だというのです。
確かに現在、Googleマップで検索するとgoogle.com/maps
が表示されますが、google.com/maps
は以前からずっと存在したとの指摘もHacker Newsで行われています。maps.google.com
とgoogle.com
で許可の範囲が異なるのは事実ですが、普段からそこまで意識しているユーザーは少数派かもしれません。