開発担当者と運用担当者が連携し協力する開発手法「DevOpts」。
幅広い範囲をカバーする概念であるため、全体像をとらえるために苦労している方もいるかもしれません。本日紹介する「DevOps Resources」は、このDevOpsに関するさまざままな情報をまとめたリソース集です。
DevOpsに関するあらゆる有用なリソースや情報が含まれているほか、DevOpsを実践したい人のための、ロードマップも提供されています。
目次
DevOpsのロードマップとは?
同サイトでは一つの意見として、DevOpsを学ぶためのロードマップが提供されています(提示されたロードマップに不満がある方のために、代替ロードマップもリストアップされています)。
初心者の場合は、燃え尽きを避けるためにすべてを学ぼうとせず、「DevOpsとは何か、それを実践する方法は理解
している」と言える程度に学ぶことが推奨されています。
DevOpsのための必須項目は以下の通りです。
- バージョンコントロール: Git
- プログラミング: 少なくとも一つのプログラミング言語
- オペレーティング: Linux
- プロトコル: DHCP、UDP、TCP、HTTP、SSH
- アプリケーション: Webサーバー、ロードバランサー、キャッシュ、データベース
- システムデザイン: 可用性、信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンス
次に学ぶべきものは以下のリストです。このリストはすべてをマスターしようとせず、自分が興味のあるものから始めて良いとのことです。
- 構成管理とIaC: AnsibleとTerraform
- クラウド: Azure、AWS、GCP
- コンテナ: PodmanとKubernetes
- CI/CD: Jenkins、GitHub Action
- ロギングとダッシュボード: Elastic Stack、Report Portal、Grafana
- モニタリング: VictoriaMetrics、Prometheus
同サイトにはこれらDevOpsで使用されるツールやサービスを学習するためのリンクもまとめられています。DevOpsを身につけたい方は参照してみてはいかがでしょうか。