先週よりTweetbotを含む人気のサードパーティ製Twitterクライアントアプリが利用できなくなる状況が続いているなか、Twitterは本日、サードパーティ製アプリを禁止する事を正式に発表しました(MacRumors)。
Engadgetが発見した最新の開発者規約には、Twitterアプリケーションの代替または類似のサービスや製品を作成することができないという条項が新たに追加されています。
use or access the Licensed Materials to create or attempt to create a substitute or similar service or product to the Twitter Applications
ライセンス対象マテリアルを使用して、Twitterアプリケーションの代替または類似のサービスもしくは製品を作成すること、または作成を試みること。
追加された文言は、TweetbotやTwitterrific、Echofon、Birdieなどのサードパーティアプリを事実上禁止するもので、サードパーティアプリの復活を今後許す予定がないことを明確に示しています。
Twitterは1月13日に突然、Tweetbotなどの人気のTwitterクライアントからのAPIアクセスを停止し、何の説明も行いませんでした。火曜日にTwitterは「APIルールを徹底する」と不可解な説明を行いましたが、サードパーティアプリの開発者はTwitterから何の連絡や警告も受けておらず、どのAPIルールに違反した可能性があるのかは不明なままです
今後はWebやTweetDeck含む公式のTwitterアプリのみが許されることになり、現在生き残っているサードパーティ製Twitterアプリもルールが厳格に運用されれば禁止されることになりそうです。
なお、TwitterrificのiOS/macOS版アプリはすでに販売停止となっており、Tweetbotの開発者はMastdonクライアントのIvoryの開発を進めています。