AutoHotkey開発プロジェクトは1月22日、昨年末に公開されたAutoHotkey v2が正式に主要バージョンとなった事を発表しました。今後、v2は積極的に開発が行われる一方、v1は非推奨扱いになります。新しいスクリプトを作成する場合はv2への移行が推奨されますが、v1とv2を共存させて動作することは可能です。
v2の利点としてはまず、スクリプト言語の改良が挙げられています。v1の構文や構造から解放されたたことで、モダンで使いやすいスクリプト言語へと強化されています。エラー検出やレポート機能が強化され、トラブルシューティングが容易になり、より信頼性の高いコードを実現することも可能となっています。
v2には、v1からv2 への移行と、必要に応じて両方を継続して使用するためのLauncherアプリが含まれています。Launcherは自動検出やユーザーの設定によって、適切なバージョンのAHKを実行します。
新しいDashアプリは、スクリプトの作成やスクリプトのコンパイル、ヘルプファイルの表示(v2 または v1)、Window Spy ツールの実行、起動設定の構成、AHK スクリプトファイルのデフォルトエディタの指定などを行うGUIを提供します。
v2の正式リリースによってv1がサイトから削除されるわけではなく、v1専用のフォーラムも準備されています。新しい機能は実装されないものの、プルリクエストなどによるコードの変更は受け付けられ、優先度は下がるものの実装される可能性はあるそうです。
タイトル | AutoHotkey | |
---|---|---|
公式サイト | https://autohotkey.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2812-autohotkey | |
説明 | キーボードやジョイスティックやマウスにいろいろな機能を割り当てることができるソフト。 |