Microsoftは2012年、タブレットやスマートフォンの普及に対応するための新しいオペレーティングシステム「Windows 8」を発表しました。Windows 8ではタッチペンの使用を前提としたUIが導入されましたが、これは失敗に終わり、Windows 10ではデスクトップを重視したUIへ回帰することになります。
しかし現在、MicrosoftはWindows 11で、再びタブレットに最適化されたタスクバーの導入を始めており、Windows 8がそのままの路線で進化した可能性はあったのかもしれません。
Windows 95、Windows XP、Windows 7のアップデート版を手がけてきた人気コンセプトクリエイター、Kamer Kaan Avdan氏は、Windows 8を現代風にアレンジした「Windows 8 2023 Edition」を公開しています(BetaNews)。
同氏のコンセプトではWindows 8の特徴であるライブタイルの外観が改善されたほか、チャームバーが大幅に強化されています。チャームバーを使ってウィンドウをスナップしたり、コレクションを作成したりすることができ、クリップボード履歴にアクセスしたり、ピン留めや最近使用したアイテムにアクセスすることも可能となっています。
パーソナライズ機能も強化され、画面下部にはスタートボタンやタスクバーが準備され、Windows 8の不人気だった要素を排除しています。
Windows 12の噂も聞こえるなか、Windowsの将来を考える上で参考になりそうな動画となっています。