「ググる」という言葉が一般的に使われるなど、最近までインターネット検索といえばGoogle検索が圧倒的な人気を集めていました。もちろん今でもGoogle検索は支配的な立場を維持していますが、潮目はかわりつつあるのかもしれません。
Google検索の存在感は、検索エンジンの役割を担うこともできるChatGPTや、MicrosoftのBingチャット等のAIチャットボットによって、さらには検索エンジンが機能しない、TikTokなどの人気アプリによってが脅かされつつあると考えられるからです。
▲Bingチャットは根拠となったWebサイトのリンクを提供
WSJ(有料記事)は、GoogleがAIチャットやディスカッション、ビデオクリップなどを検索結果に統合し、検索をより「パーソナル」なものにしようとしていると報じています。
どのように変更する計画なのか、現時点では「方法」に関する具体的な情報はほとんどありません。
Googleが競合他社に対してリードを維持するため、検索エンジンを大幅に変更する計画を立てている可能性がありますが、Google検索の刷新によって、既存ユーザーが離れていく危険性もあるため、新機能と従来の機能の適切なバランスを見つける必要があります。
Googleが新機能をいつ検索に統合するのか、予定は明らかにされておらず、限定されたユーザーを対象にA/Bテストが実施される可能性があります。
[via gHacks]