オープンソースのCOBOL言語実装「GnuCOBOL 3.2」が7月28日(現地時間)に公開されました。
GnuCOBOL 3.1.2から2年半以上を経てリリースされたバージョンアップ版で、現在ソースコードをSourceForgeからダウンロードすることができます。
GnuCOBOL 3.2では、ダイアレクト処理が改善されたほか、一部の文の実行時間が大幅に改善され、特に実行時チェックを有効にした場合、メモリ使用量が減少する改良が行われています。
また、fileioの改良や、GDBとCoredumpによるソースレベルデバッガの改良、再現可能なビルド処理の改良なども行われています。
GnuCOBOLは、COBOLソースコードからネイティブな実行ファイルを生成するCOBOL言語の処理系で、Linux、BSDなどのUnix系OSの他、macOSやWindowsなどでも動作します。
GnuCOBOL 3.2のダウンロードや詳細に関してはこちらで確認可能です。