MacRumorsは、Appleがシリコンゴムとフッ素ゴム製のアクセサリーを廃止し、より環境に優しい次世代素材を使用したものに置き換える可能性があると伝えています。
この変更には、iPhoneシリコンケース、スポーツバンド、ソロループ、AirTagループなどのアクセサリーが含まれる見込みです。噂の発信源は、Appleのデバイスコレクターでリーカーとして知られるKosutami氏で、同氏は以前にもiPhone 15の編組USB-Cケーブルや、MagSafe充電器やAirPodsの色違いオプションなど、様々なプロトタイプに関する情報を共有しました。
AppleはiPhone 15の発表後に、レザーのiPhoneケースを廃止し、「FineWoven」と呼ばれる高級素材を使ったアクセサリーに置き換えるとの見方が有力です。シリコン製アクセサリーの廃止はすぐには行われず、既存モデルが新しいカラーオプションで更新されないというより緩やかな移行を経て行われると予想されています。
例えば、スポーツバンドはApple Watch Series 9の発売後も新しいカラーオプションで更新されず、現在のユニットの供給がなくなるまで提供され続ける模様。Appleは、マグネットバックル付きの「FineWoven」Apple Watchバンドなど、新しいデザインのアクセサリーを発売し、現行製品を置き換えていくと予想されています。
レザー/シリコン製のアクセサリーの廃止は、より環境に優しい素材への移行を目指すAppleの幅広い動きの一環と考えられています。シリコンラバー製アクセサリーは、レザー製アクセサリーに比べて二酸化炭素排出量は少ないものの、リサイクル素材は一切使用しておらず、また、フッ素ゴムもリサイクルが難しいと考えられているからです。
「FineWoven」はAppleが採用する最初の次世代素材で、当面はレザーの置き換えに使用されるものの、いずれはシリコン製アクセサリーの一部を置き換える可能性あるとのことです。