不要なコンポーネントを削除して、Windowsを極限まで軽量化するプロジェクトtiny10/tiny11の作者、@NTDEV_氏が最新版の「tiny11 23H2」をリリースしました(23H2はリリース時期を示しているだけで、ベースとなっているWindows 11は22H2です)。
tiny11 23H2はオープンソースのOSDBuilderツールを使用し、Windows 11 ISOに調整を加えたものとなっています。ほとんどのWindowsコンポーネント、アプリ、アップデートと互換性を維持しつつも、オリジナルのWindows 11よりもディスク容量が大幅に少ないOSを実現しています。
tiny11 23H2の変更点として、Xbox Identity Providerのサポートがあげられます。これによりtiny11でもMicrosoft Storeからダウンロードしたゲームをプレイしたり、Xbox関連のサービスを利用できるようになります。
なお、tiny11はWindowsの海賊版の提供を目的にしておらず、インストール後に継続して使用するには、正規のプロダクトキーを利用してアクティベートする必要があります。また改造版のWindowsの利用は、自己責任にて行う必要があります。
最新版のISOファイルはInternet Archiveからダウンロード可能です。今のところx64版のみですがARM64版もすぐに利用可能になるとのことです。