Google、流出した検索アルゴリズムの文書が本物であることを確認。SEO対策に重大な影響

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Pexels photo 218717

Googleの検索アルゴリズムを記載した2500ページに及ぶ内部文書が流出していた問題に対し、これまでコメントを控えていたGoogleが、同文書を本物であると認めたことがわかりました(The Verge)。

問題の文書には、Googleが記録しているデータの詳細が記されていて、その一部はGoogleが厳重に管理している検索ランキングアルゴリズムに使用されているとのこと。秘密に包まれている検索アルゴリズムの内部をのぞき見ることができる情報として注目を集めています。

GoogleのスポークスマンであるDavis Thompson氏は、The Vergeの電子メールによる質問に対し「私たちは、脈絡のない、時代遅れの、あるいは不完全な情報に基づいて、検索について不正確な推測をしないように注意したいと思います」と流出文書に基づく対策を行うことに注意を呼びかけています。

また、「私たちは、検索がどのように機能し、私たちのシステムがどのような要素を重要視しているかについて、広範な情報を共有してきました」と、検索アルゴリズムに関する情報はすでに提供していると補足しています。

流出した資料の存在は、検索エンジン最適化(SEO)の専門家であるRand Fishkin氏とMike King氏によって最初に明らかにされ、当初Googleは文書に対するコメントを拒否していました。

流出した資料は、Googleが、クリック数やChromeのユーザーデータなど、Google検索のWebページのランキングには寄与しないと説明されていたデータを収集し、潜在的に利用していることを示唆しています。ただし、詳細なデータのどの部分が実際に検索コンテンツのランク付けに使用されているかは明らかされておらず、要素の重み付けも不明となっています。

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