存続の危機?Firefoxをデフォルトブラウザにするための新たなオプションが追加

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米国司法省(DOJ)は現在、Googleに対するアンチトラスト法訴訟を行っており、Googleの市場独占を是正するさまざまな措置を提案しています。この中にはGoogleがAppleやMozillaに対し支払っている費用(デフォルト検索エンジンとしてGoogle検索を設定する対価)の停止も含まれており、この資金が重要な収入源になっているMozilla(Firefox)は存続の危機にあるとも言われています。

そのようななか、Windows版のFirefoxにデフォルトブラウザとして設定するための新たなオプションが追加されていることがわかりました(Neowin)。

Firefox 134 beta 2には、Firefoxをデフォルトのブラウザとして設定するための新しいインストールメニューが追加されていて、「Firefoxを既定のブラウザに設定する」のチェックがあらかじめ選択されている模様。

この機能を追加したトラッカーのコメントでは次のように説明されています。

This patch adds an startup idle task that sets the browser as default if an attribution campaign id of "set_default_browser" is present on first run. This works supports an upcoming experiment where users will have the option to "download as default" via [[ https://www.mozilla.org/en-US/firefox/new/ | the stub installer marketing page ]].

このパッチは、初回実行時に「set_default_browser」のアトリビューションキャンペーンIDが存在する場合、ブラウザをデフォルトとして設定するスタートアップアイドルタスクを追加します。この機能は、スタブインストーラのマーケティングページを経由してユーザが「デフォルトとしてダウンロードする」オプションを持つようになる予定の実験をサポートします。

このチェックは「セットアップの完了」でも確認できるようになっているようです。

デスクトップブラウザのシェア調査では2024年11月現在、Forefoxは6.45%でChrome、Edge、Safariに次ぐ4位となっています。この順位は長期的に変わっていませんが、今回追加された新たな試みが影響するのか注目を集めそうです。

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