Microsoftが1月末に公開したWindows 11 Version 24H2用のプレビューアップデートKB5050094を適用した環境で、Adobe Premiere Proに影響する問題が報告されていることがわかりました。
KB5050094をインストールした後、Adobe Premiere Proでタイムライン上のクリップを移動したり、ドラッグしたりといった作業ができなくなっているとのこと。
Adobe Premiere ProはAdobeの動画編集ソフトウェアで、タイムライン上のクリップをドラッグ＆ドロップして動画を編集することができます。KB5050094適用後、Adobe Premiere Proのタイムライン上でクリップの移動やドラッグができくなったという報告が公式フォーラムに数十件よせられています。
Adobeのサポートスタッフの一人は問題を把握しているものの、この問題は広範囲で発生しているわけではないとし、特定のセットアップに限定して発生している可能性があることを示唆しています。
例えば、マルチモニター環境でモニターのスケーリングが異なっている場合に発生していると考えられていて、すべてのディスプレイで同じスケーリング(例えば100%)を使用することが有効な回避策の1つだと考えられています。
更新プログラムのアンインストールも有効で、「設定 > Windows Update > 更新履歴 > 更新プログラムのアンインストール」からKB5050094をアンインストールすることで問題を回避することができます。
[via Windows Latest]
