
MicrosoftがWindows 11の最新Dev/Betaビルド(build 26220.7070)で、「触覚フィードバック(ハプティクスフィードバック)」機能の開発を進めていることが判明しました。ウィンドウのスナップやオブジェクトの整列といった操作に対して、振動によるフィードバックを提供するものとなっているようです。
触覚フィードバックは、Surface Laptop 7やSurface Laptop Studio 2など、ハプティック対応のトラックパッドを搭載したノートPC向けに設計されている模様。これらのトラックパッドは、AppleのTaptic Engineと同様に、物理的なクリックではなく振動で操作感を再現しています。
New mouse haptic signals options in Settings coming soon (hidden in the latest Dev/Beta build) pic.twitter.com/XQuMjxKuiM
— phantomofearth 🌳 (@phantomofearth) November 9, 2025
設定画面には「ハプティック信号」のオン・オフ切り替えに加え、振動の強度を調整するオプションも用意されているそうで、ユーザーの好みに応じて、より繊細な操作感を追求できそうです。
タイミング的に、触覚フィードバックを搭載としたLogitechの新型マウス「MX Master 4」の登場と重なっていますが、現時点ではWindows 11の新機能がこのマウスに対応するかどうかは不明です。
実は数年前から実験されていた?
Windows Centralによると、Microsoftは2022年から「ハプティック信号」の実装を模索していたとのこと。今回の発見は、長期的な開発の成果がようやく形になり始めたことを示しています。
この機能が正式にリリースされれば、Windows 11の操作体験はより直感的で心地よいものになるかもしれません。今後の展開に注目です。
