NDLOCR-Lite公開。家庭用PCで動く国会図書館の新OCRを試す

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NDLラボは2026年2月24日、公式GitHubで新たなOCRツール「NDLOCR-Lite」を公開しました。従来のNDLOCRはGPUが必須で、一般ユーザーには導入ハードルが高いものでしたが、NDLOCR-LiteはGPU不要・軽量・マルチOS対応を実現しており、家庭用PCでも動作する実用的なOCRとして位置づけられています

NDLOCR-Liteの特徴は以下の通りです。

  • GPU不要で動作
    画像処理に特化したGPUがなくても、一般的なノートPCでOCR処理が可能。
    → 導入のハードルが大幅に低下。

  • 英語・手書き文字にも実験的に対応
    旧NDLOCRが苦手としていた領域にも挑戦しており、汎用性が向上。

  • デスクトップアプリを提供
    マウス操作だけで使えるGUIアプリを用意。専門知識がなくても扱いやすい。

  • 主要OSで動作確認済み

    • Windows 11

    • macOS Sequoia

    • Ubuntu 22.04
      いずれもGitHubのリリースページから最新版をダウンロード可能。

  • CC BY 4.0ライセンスで公開
    利用・改変・再配布が自由で、研究・開発用途にも使いやすい。

NDLOCRとの違いは次の通りです。

項目 NDLOCR NDLOCR-Lite
必要環境 GPU必須 GPU不要
対応文字 日本語中心 英文・手書き文字にも実験対応
操作性 CLI中心 GUIアプリあり
想定ユーザー 研究者・開発者 一般ユーザー・軽量利用

NDLは従来のNDLOCRも引き続き提供しており、用途に応じて選択できます。

以下使用方法です。

目次

NDLOCR-Lite

GitHubのリリースページから実行ファイルをダウンロードします。

今回はmacOS版を使用します。macOS版は署名されていないため、ndlocr-lite-gui.appを右クリックで開いた後、「プライバシーとセキュリティ」で実行許可を与える必要があります。

アプリが起動すると次のようなウィンドウが表示されます。

▲「画像ファイルを処理する」で画像ファイルを選択し、「出力先を選択する」で、処理結果の出力先フォルダを選択します(処理結果として、画像、xml、json、txtファイルが書き出されます)。「OCR」をクリックすると処理結果が表示されます。

▲画面上にも処理結果が表示されます。

まとめ: NDLOCR-Liteは「誰でも使えるOCR」への大きな一歩

NDLOCR-Liteは、国立国会図書館が長年取り組んできたOCR技術を、より広いユーザーに開放する重要なソフトウェアです。GPU不要・GUI対応という大きな改善により、研究者だけでなく一般ユーザーも気軽に利用できるOCR環境が整いました。

タイトル NDLOCR-Lite
公式サイト https://github.com/ndl-lab/ndlocr-lite
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7820-ndlocr-lite
説明 NDLOCRの軽量版を目指して開発されたOCR。
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