
AMDの次世代CPU「Zen 6(Ryzen 10000 "Olympic Ridge")」向けに、新しいパフォーマンス最適化機能が準備されていることが判明しました。Linux向けのパッチから明らかになったもので、Windows 11の次期大型アップデート(26H2/27H2)にも搭載される可能性が高いと見られています。
AMD CPUの電力・性能制御は、OSが「CPPC(Collaborative Processor Performance Control)」という仕組みを使って行っています。現在、CPPCのこの機能は「Preferred Cores(優先コア)」と呼ばれ、OSが利用可能な高速コアを優先的にスケジュールすることを可能にします。
今回判明した新機能は「CPPC Performance Priority」で、以下のような特徴を持っています。
- コアごとに最低性能の下限(floor)を設定できる
- 優先度の高いコアは、低いコアよりも高い性能を維持
- 電力・熱の制約があっても、重要な処理をより早く完了できる
つまり、高負荷タスクの処理速度が向上し、効率も改善されることが期待できます。
目次
Windows 11 26H2 / 27H2 での実装が有力視される理由
Windowsではこれまで、CPU固有の最適化機能をLinuxより先に取り込んできました。
そのため、Zen 6世代の登場時期(2026年後半〜2027年初頭)を考えると、Windows 11の26H2または27H2で対応が行われるのは自然な流れだと考えられます。
[via Neowin]
