「Raspberry Pi 2」は2017年リリースへ。当面はソフトウェアにフォーカス

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昨日公開されたRaspberry Piの最終版「Raspberry Pi Model B+」はかなりの話題となっています。USBや電源周りが強化され、GPIOも拡張、Micro SDスロット採用ででっぱりもなくなるなど痒いところに手が届くバージョンアップといえるでしょう。

反面、CPUやメモリの更新は行われておらず大幅強化版の「Raspberry Pi 2」のリリースが控えているのではないかという憶測も流れていたのですが、これは少なくとも2017年まではないということが、RasPi.Todayのインタビューでわかりました(RasPi.TodayGeek.com)。

3Dグラフィックスの強化/HTML5ブラウザ

Raspberry Pi FoundationのEben Upton氏は、2017年をハイパフォーマンス版Piが登場する正しい時間として捉えていて、それまでの間当面はソフトウェアに関する強化に取り組む意向のようです。

例えば、3Dグラフィックスの機能制限を解除するソフトウェアスタックや、YoutubeのHD動画を再生することができるHTML5Webブラウザの公開を計画しています。

公式タッチディスプレイ

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もちろん、新しいハードウェアがリリースされないわけではなく、タッチ対応の公式7インチディスプレイが2014年中にリリース予定。Raspberry Pi専用ディスプレイが欲しかった人には朗報だと思います。

当面はRaspberry Pi Model B+で大丈夫そう

当面「Raspberry Pi 2」のリリースはなさそうなので、Raspberry Piを狙っている人は安心して「Raspberry Pi Model B+」を購入して良いと言えるかもしれません。RAM / CPUが同じなので、Model Bユーザーもソフトウェア・アップデートの恩恵を受けることができるかも。既存ユーザーも楽しみにして待ちたいですね。

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