先日「OS X Yosemite」の最新バージョン「OS X Yosemite 10.10.2」がようやくリリースされました。Wi-Fiで接続できなくなる不具合が修正されたり、脆弱性の修正が行われているため、Yosemiteユーザーならばできるだけ早くアップデートしたいところです。
ただし、Apple純正品ではないサーパーティ製SSDを使っていて、なおかつ「Trim Enabler」を使用している方は、アップデート時に少し注意しないといけない点があります。
以下この手順をまとめてみました。
目次
Trim Enablerをオフにしてアップデートする
Trim Enablerをオンにしたままだとドライバーが改変されているとみなされ、正常にアップデートできない可能性があります。
以下の手順で10.10.2にアップデートすることが推奨されています。
- Trim Enablerをオフに
- OS X 10.10.2にアップデート
- Trim Enablerをオンに
ちなみに、現在手元の環境「Mac mini 2012/ MacBook Pro 2011」で、OS X 10.10.2 + Trim Enablerの環境で問題なく使用できています。
グレー画面で起動できなくなったら?
最悪の場合、グレー画面に進入禁止マークが表示され起動できなくなる場合があります。これはYosemite移行、ドライバーに署名が必要となったことが原因です。詳しくは以前『Yosemiteで「Trim Enabler」を使う場合の要注意ポイント』でまとめましたので参照してください。
万が一グレー画面が表示されても、リカバリーする方法が存在します。慌てず冷静に対応しましょう。