一見Emailアドレスにマッチする正規表現を組み立てるのは簡単そうに思えますが、RFC 5322に厳密に準拠した正規表現を創りだそうとするととんでも無い努力が必要となるようです。
「Email Address Regular Expression That 99.9% Works」は、様々なプログラミング言語ごとに、Emailアドレスに99%マッチする正規表現を掲載したサイトで、例えばPerl 5.10より前のバージョンのPerl用として、掲載されている長大な正規表現を見れば、その難易度の高さを確認することができます。
正規表現にはなんの解説もなくどのような意図をもって作られたのか説明はありません(よって99%マッチするかどうかは本当のところは不明)。ちなみに日本語で読める貴重な情報「Perlメモ」では、「perl5.6.0以前の perl ではメールアドレスの正規表現を正確に記述することは できませんでした」とあります。
Hacker Newsでは、メールアドレス自体を厳密に検証するのはあまり意味がなく、最低限@があるかどうかをチェックして、ダミーのemailを送信することで正しさを検証する方法が提案されていました。気になる方は参考までにどうぞ。