ハンガリーの建築学者エルノー・ルービックが考案した立方体パズル「ルービックキューブ」。世界最高だと4.9秒という超スピードで解くことができる人もいるようですが、逆にいくら時間をかけても解くことができないという人も多いことでしょう。
そんな方の救世主になりそうなのが、ルービックキューブの解き方をカメラで認識し、解き方をアシスタントしてくれるプログラム「Mistr kostky」です(Reddit)。
プラハ・カレル大学に在籍しているMistr kostky氏の学士論文のためのプロジェクトで、現在鋭意開発中。プログラム自体はまだ公開されていませんが、準備が済み次第できるだけ早く公開する予定があるようです。
プログラムは2段階で動作し、第1段階でまずキューブの並びを認識させます。キューブの面を見せる順番は適当でよくエラーは自動で訂正される模様。次の第2段階では、入力された情報をもとにどの方向にキューブを回転させれば良いのかが矢印でオーバーレイ表示されます。使用者はこの矢印に従ってキューブを回転させていけば最後には全ての面をそろえ、ルービックキューブを解くことができるのです。
内部的には画像認識プログラムOpenCVと、Herbert Kociemba氏によって提案されたルービックキューブ解法アルゴリズムを使用しているとのこと。