オープンソースのGUIプロトタイピングツール「Pencil」。マルチプラットフォームに対応しWindows、Mac、Linux用の実行ファイルを無料でダウンロードすることができます。
Pencilは基本的には、三角形や四角形、多角形、円、吹き出しなどさまざまな図形を画面に配置して、アプリのGUIを作成するためのツールですが、iOSやAndroid向けのGUI部品があらかじめ登録されていて、すぐにそれっぽいアプリの画面を作成できるのが便利です。
以下使用方法を説明します。
目次
コレクションからドロップ
左側のペインの「Collections」から目的の図形をドロップします。
ドロップした図形はドラッグしてサイズを変更したり、画面上のツールバーを利用してサイズや色を変更することができます。ダブルクリックすると図形内にテキストを配置することもできます。説明用の文章に利用することができそうです。
「Collections」はカテゴリごとに分類されています。
▲一般図形である「Common Shapes」や「Basic Web Elements」からはじまり…
▲AndroidやiOSアプリに特化したパーツまで準備されています。これらの部品をドロップしていくだけで、新しいアプリのプロトタイプを感嘆に作成することができます。
まとめ
Pencilを利用すれば、新しいアプリのGUIのアイデアを手軽に確認することが可能です。アプリ開発のためのプロトタイピングツールを探している方は試してみてはいかがでしょうか。
なお記事執筆時、次期バージョンPencil 3.0.0のRC版が配布されています。こちらはElectronをランタイムとして採用し、さまざまな新機能が追加されています。今から使い始める場合、こちらを試してみても良いかもしれません。
タイトル | Pencil | |
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公式サイト | http://pencil.evolus.vn/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7520-pencil | |
説明 | オープンソースのGUIプロトタイピングツール。 |