GNU C Library v2.25がリリース - getentropy()やgetrandom()関数が追加

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GNUが開発するCライブラリの最新版「GNU C Library」のv2.25が2月5日にリリースされました(アナウンスPhoronix)。最新版のパッケージはGNUソフトをアーカイブしているftpサイトなどから取得することができます。

glibc 2.25では、getentropy()やgetrandom()関数の追加や、math.hへの新機能の追加、OpenBSDから取り入れられたexplicit_bzero関数の追加などが行われています(getrandom()追加にいたる長い道のりがLWN.netにまとめられています)。

またglibcの大部分で、スタックオーバーフローを防ぐことができるstack smashing protector機能が有効となっており、glibcをビルドする際は--enable-stack-
protector=strongフラグを設定することが推奨されています。

その他GDBのprettyプリンタの改良や、パラメータの修正、その他細かな変更が多数含まれています。新機能の概要はPhoronixで、詳細はアナウンスで確認することができます。

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