Microsoftは10月27日(現地時間)、WindowsからAdobe Flash Playerを削除するための更新プログラムKB4577586を公開しました(Neowin)。
Microsoftは今年の9月、Edgeブラウザ用のオプションアップデートをリリースし、OSからAdobe Flash Playerを完全に削除する事を可能すると述べていました。今回この予定通りKB4577586はMicrosoft Updateカタログから手動でダウンロードすることができるオプションの更新プログラムとして提供されています。
KBページによると更新プログラムは「Update for Removal of Adobe Flash Player」と名付けられていて、「重要な注意事項」として以下のような項目が掲載されています。
- Adobe Flash Playerは2020年12月31日にサポート終了となる。
- この更新プログラムを適用するとWindowsデバイスからAdobe Flash Playerが削除される。
- この更新プログラムの適用後、この更新プログラムをアンインストールすることはできない。
- このアップデートは、Adobe Flash Playerの削除による影響をテスト・検証するためにサポート終了に先駆けて公開されている。
更新プログラムを一度インストールしてしまうとアンインストールすることができない事に注意する必要がありあそうです。
ただしBleepingComputerは、更新プログラムをインストールしてもEdge、OSの両方でFlashが実際には削除されていないことを確認したとのことです。。Microsoftに連絡し、情報を提供してくれるよう要請しているそうなので、状況がはっきりするまでインストールは控えたほうがよいかもしれません。