Bloombergは12月7日(現地時間)、AppleがMacBook Pro、iMac、Mac Proの次期モデルのために、新しいハイエンドAppleシリコンプロセッサの開発に取り組んでいると伝えています(MacRumors)。
新しいプロセッサは、11月に発売されたMacBook Air/Proに搭載されているM1チップの後継ととなり、期待通りに動作するならばIntelの最新プロセッサの性能を大幅に上回るものになるとのこと。
Chip engineers at the Cupertino, California-based technology giant are working on several successors to the M1 custom chip, Apple's first Mac main processor that debuted in November. If they live up to expectations, they will significantly outpace the performance of the latest machines running Intel chips, according to people familiar with the matter who asked not to be named because the plans aren’t yet public.
Appleのチップエンジニアは、M1カスタムチップの後継機に取り組んでいる。期待に沿えば、それらは最新のIntelチップを搭載したマシンのパフォーマンスを上回るだろう。
Apple's M1 chip was unveiled in a new entry-level MacBook Pro laptop, a refreshed Mac mini desktop and across the MacBook Air range. The company's next series of chips, planned for release as early as the spring and later in the fall, are destined to be placed across upgraded versions of the MacBook Pro, both entry-level and high-end iMac desktops, and later a new Mac Pro workstation, the people said.
AppleのM1チップは、エントリーレベルのMacBook Pro、Mac mini、MacBook Airシリーズに搭載されている。早ければ春から秋にかけてリリースされる予定のAppleの次のチップシリーズは、MacBook Proのアップグレード版、エントリーレベルとハイエンドのiMacデスクトップ、さらには新しいMac Proワークステーションに搭載される予定だと関係者は述べています。
Appleの次期チップは、一部の業界ウォッチャーが予想していたよりも野心的なものになるそうで、Appleは、2022年にはIntelから離れ、Appleシリコンへの移行を終えると予想されています。
現行のM1チップには、高性能コアが4つ省電力コアが4つ搭載されていますが、MacBook ProやiMacモデルをターゲットにした次世代チップには、16個の高性能コアと、4個の省電力コアを搭載した設計になるとされています。
さらにAppleはグラフィックプロセッサの開発を進めていて、ハイエンドノートPCやミッドレンジデスクトップ向けに、16コアと32コアを搭載したGPUのテストを実施している模様です。