Microsoftが開発中の次世代オペレーティングシステム「Windows 11」は、タスクバーやスタートメニューの変更を含むUIの刷新が注目を集めています。
MicrosoftのChristian Koehn氏とDiego Baca氏は、ブログ記事で「今日の世界では、落ち着きが必要とされている」とし「、Windows 11 は、身近に感じられる基本的な体験を通じて、これを促進し、以前の威圧的なUIを和らげ、感情的なつながりを高める」と説明していますが、このような工夫は視覚面だけではなく、サウンドの面にも及んでいることがわかりました(Windows Central)。
Microsoft社の広報担当者はCNBCに次のように語っています。
The new sounds have a much rounder wavelength, making them softer so that they can still alert/notify you, but without being overwhelming," said a Microsoft spokesperson to CNBC. "Just like we rounded UI [user interface] visually, we rounded our soundscape as well to soften the overall feel of the experience.
新しいサウンドは、より丸みを帯びた波長を持ち、よりソフトになっているため、警告や通知を行うことはできるものの圧迫感はありません。UI(ユーザーインターフェース)を視覚的に丸くしたように、サウンドスケープも丸くして、体験の全体的な雰囲気を和らげました
Windows 11では警告音や通知音のサウンドがより丸みを帯びた波長を持ち、全体的な雰囲気が和らげられているとのこと。このような細部へのこだわりは、ダークモードとライトモードで異なるサウンドテーマが採用されていることにも表れているそうです。
ダークモードとライトモードのサウンドは似ているものの、ダークモードではより音が柔らかくなり、大きな部屋にいるかのように音が反響して聞こえる模様です。
実際のサウンドをCNBCで聴いてみることが可能ですので、気になる方は確認してみてはいかがでしょうか。