Apple M1でGNOMEデスクトップの起動に成功

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AppleのM1チップを搭載したMacにLinuxをインストールし、GNOMEデスクトップの起動が可能となったことがわかりました(Phoronix)。

Apple M1デバイスへLinuxを移植する「Asahi Linux」プロジェクトの開発者の一人、Alyssa Rosenzweig氏は、このマイルストーンをTwitterで発表しています。

Apple M1でDebianが起動し、グラフィックアクセラレーションはまだ機能していないものの、GNOME Shellデスクトップ環境を起動することができたとのことです。

ただし、このデスクトップ環境は、GNOMEデスクトップが必要とするOpenGLのアクセラレーションを、LLVMpipeだけに頼っています。LLVMpipeはCPU上でOpenGLをアクセラレートするMesa Gallium3Dソフトウェア実装です。

Linux上でApple M1グラフィックスを動作させるためには、Linuxカーネルの Direct Rendering Manager (DRM) 側でも、Mesa の OpenGL アクセラレーションのサポートを向上させる上でも、まだ大変な作業が残されていることになります。

Apple M1でGNOMEを起動するには、CPUベースのOpenGLに加え、まだ統合されていない様々なカーネル・パッチが必要で、Apple M1 PCIe Linux ドライバに加えて、ピン・コントローラのパッチや、Alyssa 氏が注力している進行中のディスプレイドライバーコードも必要だったとのことです。

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