
2026年9月末にWindows Update経由で配信されたOfficeの更新プログラム「KB5002907」により、Officeの正規ライセンスが突然無効化されたり、Officeアプリ自体がPCから削除されてしまうという申告な不具合が発生しています。
対象はOffice 2016/2019/2021の永続版で、SNSやフォーラムでは「アップデート後にOfficeが消えた」という報告が相次いでいます。
Microsoftの説明は?
MicrosoftによるとKB5002907は本来、Microsoft 365 Appsが更新を受け取れない問題を修復するためのパッチとして提供されました。しかし、修復処理の副作用として、永続版Officeが「不要なアプリ」と誤判定され、ライセンス情報が消えたり、アプリ本体が削除されるケースが発生したとのことです。
Microsoftは次のように説明しています。
Microsoft is investigating reports of unexpected results on some devices running Office 2016 or Office 2019 after this update is installed. This update was intended to address issues with devices not receiving updates to Microsoft 365 Apps. As part of the repair action applied by this update, some devices were left without functioning versions of Microsoft 365 Apps or Office. To prevent additional devices from being affected, we have paused the rollout of this update. If your device is affected, use the appropriate resolution:
この更新プログラムをインストールした後、Office 2016またはOffice 2019を実行している一部のデバイスで予期しない結果が発生したという報告について、Microsoftは現在調査を進めています。この更新は、本来Microsoft 365 Appsの更新を受け取れないデバイスの問題を解決するためのものでした。しかし、修復処理の一環として、一部のデバイスでMicrosoft 365 AppsやOfficeが正常に動作しない状態になってしまいました。これ以上影響が広がるのを防ぐため、Microsoftはこの更新のロールアウトを一時停止しています。もしお使いのデバイスが影響を受けている場合は、適切な対処方法を実施してください。
追加の影響を防ぐため、更新のロールアウトは停止されています。
影響を受けた場合の対処方法
もしKB5002907を適用してしまい、Officeが使えなくなった場合は次の対応が必要です。
- ライセンスが消えた場合
→ Office の再アクティベーションを行う。 - アプリが削除された場合
→ Office を手動で再インストールする。
なお、この更新はオプション更新だったため、インストールしていないユーザーは影響を受けません。
Officeで不具合相次ぐ
ここ最近、Excelのコピー&ペーストが壊れる不具合(KB5002914)など、Office関連の更新でトラブルが続いています。Excelに対する新機能追加など前向きなニュースもある一方で、更新プログラムへの不安がユーザーの間で高まっています。
