Microsoft、Windows 11のファイルエクスプローラーが大量にRAMを消費する問題を修正へ

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Microsoftが先日正式にリリースした「Windows 11」では、タスクバーやスタートメニューだけでなく、ファイルエクスプローラーを含めた組み込みアプリのデザインの刷新が行われています。

新しいファイルエクスプローラーは、基本的な機能はWindows 10版と同じですが、Windows UI Library(WinUI)や、ウィンドウの背景にデスクトップの壁紙を取り込む新しいデザイン素材「Mica」、Fluent Designが適用されたコンテキストメニュー、最新のコントロール、ボタンなどによって新しいデザインに変更されています。

残念なことに、Windows 11版のファイルエクスプローラーは、開く度にメモリ使用量が上昇してしまうという問題が報告されていましたが、Microsoftがこの問題を認識し、今後修正パッチが提供される見込みがあることがわかりました(Windows Latest)。

Windows 11のexplorer.exeのリソース利用率が高いという問題は、先月Windows Insidersによって発見されていたものの、製品版のWindows 11では修正が間に合わずそのままリリースされた模様です。

Microsoftは先月末Feedback Hubへの投稿で「Build 22454でファイルエクスプローラー使用時にリークの原因となっていたいくつかの問題を緩和するための変更を入れた」と説明しています。

Build 22454はWindows Insider ProgramのDevチャンネル向けに提供されたもので、製品版のWindows 11に対する修正が行われている事は意味していません。しかしプレビュー版では1ヶ月以上前から修正のテストは行われていることになるため、近日中のリリースが期待されます。

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